ボルツァーノからミラノ

7月15日（土）晴れ

ボルツァーノからミラノへ移動

宿泊したホテルシュタット・チッタ(Stadt Hotel Citta)　はヴェルター広場に面し場所は良いが、部屋が変形で狭かった。中側に向かっての部屋で、広場の風景は見えなかった。エレベーターで一緒になった初対面のアメリカ人も「部屋が狭い」とぼやいていた。

但し朝食は、美味しく豊富に食べ物が用意されていた。飲み物もいろいろあり、朝からスプマンテもあった。とても豪華。酒に弱い私は朝から飲めませんが

チェックアウト後、荷物をホテルに預け、散策。二人で1泊朝食付き157ユーロ

ボルツァーノはこじんまりとした、緑の多い町だ。
ドゥーモ内部

タルヴェラ川（Talvera)

ボルツァーノ発　11:17は少し遅れて到着。ユーロシティー(Euro City)　列車は間際にネット予約済み（変更不可、返金不可）。ヴェローナまで二人で18ユーロ（たまたまか？通路側からか？とても安かった）

プリントアウトした用紙には『駅で切符に変えるよう』記載されているが、駅の係員はこれでOKと。検札でも何も言われなっかた。
ほとんどの席に予約のカードが入っていて混んでいた。

トレントをすぎる頃よりイタリア風の家が多くなる。チロルからイタリアっていう感じ

ヴェローナ到着は約10分遅れ（予定では１２：３７）。ここでミラノ行きに乗り換え。
乗る列車の車両がどの辺りかわからずホームでウロウロしていると、エレベーターで一緒だったイタリア人が「時間間際にホームのモニター画面に表示が出るわよ」と親切に教えてくれた。13:02の電車は時間通りにきた

ヴェローナからミラノへの列車はイタリアが誇る高速列車[“”フレッチャロッサ“”(Freccia Rossa)“。最高速度３００キロ。快適で速い。コンセントもテーブルに付いていた。二人で２５ユーロ。安い！（こちらも間際に変更不可、返金不可でネット予約）

ちなみに、東京から静岡まで新幹線ひかりに乗車した場合（約一時間）で一人５８００円を超える。

車両には表示板があり、駅名や天気まで出てくる。車内放送では中国語もあり。日本語はない。人間の数があちらの方が多いからね。フレッチャロッサは主要都市間を結んでいる。

もうすぐミラノ到着。快適な２等車両です。

ミラノ駅には定刻通り１４：１５、２階に到着。10年前と変わっていた。

駅の入口には係員が座っており、駅構内へ入る人の顔を見ていた。

ミラノ中央駅（Milano Centrale)前には軍隊のテントと車があり、迷彩柄を着た人が立っている。大都市はどこもピリピリしているようだ。

土曜日のせいか駅前は閑散としており、ホテルへ行く道には浮浪者が寝ていた。

ミラノに寄った目的は『最後の晩餐』‼
駅から近くのホテル、マルコーニ（Hotel Malconi)へチェックイン。その後地下鉄で移動。レプッブリカ(Repubblica)からドーモ(Duomo)へ。　一人１．５ユーロ　# M3

今回は外からドーモを拝むだけ。
ドーモの屋根の上へは登れます。（ヴィスコンティの映画「若者すべて」でドロン演じるロッコが恋人と別れるシーンがここで撮られています。10年前、あのシーンを思って登ってみると、屋根が落ちないか、と心配になるほど人がいました。）

ガッレリア　人、人、人。

私の好きなセールをやっているが、暑さと疲れそして人に圧倒され買い物する気力なし。

ドーモ(Duomo)からカドルナ(Cadorna F.N.M)へ移動。地下鉄一人１.5ユーロ　＃M１
地下鉄の駅から教会へは案内板あり。

最後の晩餐はネットで予約。これがなかなか面倒‼
数ヶ月前にPC画面をにらんで予約開始時間を日本から待つ。開始と同時に何回もアクセスするがなかなか通じなくしばらくしてなんとか２枚のチケットが予約できた。
一回に２５人で15分間。クリーンルームに入るように待つ部屋を移動する。二人で２４ユーロ。
今から約３０年前、ここを訪れています。その時は予約無しで直ぐに入れました。修復中で足場が組んであり暗く、見学者もちらほら。『最後の晩餐』なのに空いてる、と拍子抜けした覚えがあります。