ヴィーゴ・デ・ファッサからボルツァーノ

2017ドロミテ西部

7月14日(金)曇り

 

朝、低く雲が垂れこんでいる。噴水の水も濁っている。

ホテルで会計を済ませる。二人4泊2食付きで424ユ-ロ。
お得な宿だと思う。タオルが硬かったが…

「雨は夜からよ。」のマダムの言葉を信じて出発。今日でドロミティのハイキングも最後。天気も今一つで何処へ行くか迷った末、またポルドイ峠にした。

ピッコロホテル前のバス停から乗車。

ヴィーゴ・デ・ファッサに4泊してみて、バスの流れがやっと理解出来てきた。
ピッコロホテル前からはトレンティーノバスのカナテェィへ行く便と、カナテェィからヴィーゴ・デ・ファッサに帰ってくるバスが停車。SADバスはヴィーゴ・デ・ファッサからボルツァーノへ行く便が停車するが、ボルツァーノから来るバスはここには止まらない。

8:55ピッコロホテル前からバスに乗る。今日は青いバスだった。ペラ(Pera)で気温16度と表示されていた。


カナツェイリフト駅9時半すぎ。晴れ間が出てくる。

リフトを乗り継いで10時前には ベルベデーレ到着。

パッソポルドイ峠へ歩いて行く。
サッソ・ポルドイは雲の中

パッソ峠からのケーブルカーで名古屋からの日本人ツアーの人とお喋り。この峠では日本人観光客をたくさん見かける。

雨は降っていないが、Piz Boeは雲の中で見えない。早々に、降りる。

バスを待っている間、目の前をクラシックカーが、たくさん通って行く。オートバイの一団もいた。羨望の的。

 

年期の入ったバイク達。

今日もポルドイ峠11:15発のカナテェィ行きのバスに乗車。カナテェィからクラシックカーが続々と登ってきていた。

カナテェィ発12:15(約10分遅れて)でヴィーゴ・デ・ファッサ着12:45。小雨が降り出す。
ホテルで荷物をとり、ピッコロホテル前から13:13発のSADバスでボルツァーノへ向かう。

ピッコロホテル前から同じようにバスの乗り換えをする10人の位グループがいた。
皆さん60ℓ位のザックを背負い、ガイド(彼はドイツ生まれのイタリア人だそうで若く30代)と小屋泊まりで山歩きをしているドイツからの中高年だった。わいわいがやがや、とても楽しそうな面々だった。彼らはパオリーナ(Paolina)で降りて行った。

 

ドロミティのハイキングも今日で終わりだ。
思っていたより毎日暑く疲れたが、天気に恵まれた旅だった。
次回は山小屋の宿泊も加えて歩いてみたい。

 

 

ボルツァーノバスターミナル着2時半。
予約したホテル”シュタット・チッタ”(Stadt Hotel Citta)はヴァルター広場に面している。入口は端(ピンク色の建物)チェックイン後、散策。

エルベ広場には色々なお店がでていて、見ているだけでも楽しい。

ちょうどセールの季節で人が多い。個人的には手芸店が目についた。

ボルツァーノに1泊とったのは”アイスマン”を見るのが目的。
4時半前に考古学博物館到着。並ぶこと約10分で中に入れた。人の流れは早い。一人9ユーロ。


フリーズドライ製法で出来たミイラがきれいに残っているのもすごいが、ミイラの周辺で発見された装備品に驚く。5300年以上も前に熊の毛皮の帽子やゲートルをも縫っている。また近くに青銅製の道具も見つかっており、今後ヨーロッパの青銅器の歴史が変わるかもしれない、と説明していた。約1時間半見学。

夕方のヴェルター広場

広場のヴェルター像とドゥーモ

夕飯は広場に面したピザ屋で。イタリアでの食事ははずれが少ない。

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