7月13日(木)晴れ
とても良い天気だ。今日はドロミティ最高峰のマルモラーダへ。このまま良い天気が続くことを願って、ホテル発8時半。
ホテル前の噴水で水を入れて、ピッコロホテル前のバス停へ。
8:55の予定だが10分遅れてくる。空のバス2台、ぺニアと表示ありのバスと3台のバスが来る。嫌な予感。
「フェダイア峠?」と聞くも、車掌は肯定も否定もせずに「乗れ、乗れ」と。一番前の空のバスに乗り込む(押し込まれる)。このバスはフェダイア峠まで行くのだろうか?途中のバス停からも人が沢山乗り込んでくる。
途中のロータリーが渋滞しており、カナツェィへ着く前からバスの乗り継ぎが心配になってくる。バスには車掌が乗り込んでいて切符を検察したり、後続のバスと調整をしている。カナテェィからベルベデーレへ行くロープウェイ乗り場も人が多く、今日は特別な日なの?
ぺニアまでずっと混んでいた。ぺニアに着くと「フェダイア!」の掛け声で一緒に走ってきたバスへ乗り換えさせられる。
フェダイア峠(Passo Fedaia)到着。10:15すぎ。到着が遅れて、乗り継ぎ予定のドロミティバスの姿はない。
トイレを借りて(50セント)お店の人に聞くと、ここからマルガ・チアペーラ(Malga Ciapela)まで5キロと言う。
次のバスまで1時間。地図を見ると、道がありそうだ。下りなので歩くことにした。
最近草刈りをした様子で道は分かりやすかった。車の道路と付かず離れずで道はのびていた。
このリフトは動いていました。
途中からはスキーのリフトの下を歩いて行く。
1時間位でロープウェイ乗り場に到着。
ロープウェイ 一人30ユーロ。
ちょうどロープウェイが出たところで次まで待つ。
今日は乗り継ぎが悪い。
ロープウェイに乗っている時、眼下の道に1時間後のバスを発見。
ロープウェイを2つ乗り継いで上がる。
氷河の上をザイルで結び歩いている人達が見えた。
展望デッキ
眼下にフェダイア湖。バスの通った道もよくわかる。
展望台で一緒になったリグーリア州から来ていたご夫婦(雪上車傍にいるお二人、マリアとロベルト)によると、温暖化で氷河はだいぶ小さくなってきているそうだ。
イタリア人男性ロベルトと私のツレは展望台を降り、先の高い所まで登って行った。
その間私はマリアとお喋り。ご夫婦は大阪の友達を訪ねて日本に旅行に来たことがある。「神戸肉が特に美味しかったわ」と言っていた。話は宗教にも及ぶ。(この話題、日本ではないな)
展望台からの眺めは遠くまできれいだった。雲が天井のように降りてきて止まっている。雲がなければもっといいのに…
簡単に3,265mまで上がって来られる。
景色を充分に楽しみ、下ろうとするが、ロープウェイの時間がよく分からない。係員に聞こうにも人が居ない。(どうも区切りのいい時間らしかった)
マルガ・チアペーラ、2時ちょうどのドロミティバスに乗ろうと待つが来ない。マリアとロベルトに時刻表の読み方を教えてもらう。大文字のFは休日運行。小文字のfは平日運行。バスの時刻表を調べた時、これに気が付かず。あじゃー!
バールで待つこととする。周りを見回すと手持ち無沙汰にしている人々を発見。
ドロミティバスは1日4便。14:53発のバスは約5分遅れて到着。
マルガ・チアペーラ(Malga Ciapela)からフェダイア湖(Lago Fedaia)までバスの切符を購入。一人2.5ユーロ。
フェダイア湖でカナツェイ行きのバスを待つことになりそうだ。しかし、カーブで先に走るピンク色のトレンティーノバス発見。もしかして追いつくかも…
フェダイア湖では、乗客の乗り降りが多く、バスが止まっていてくれた。無事に乗り継ぎができた。
同じバスから10人ほどが次のバスへダッシュした。
カナツェイでバスを乗り換える。今日はカナツェイの町、人、車が多い。横断歩道にはお巡りさんが交通整理をしていた。
スポーツ店やお土産屋をのぞいたりして、4時半すぎのバスで帰る。
ヴィーゴ・デ・ファッサ着17:10
歩いた感覚はないが8,3キロ 12、398歩
バスの乗り換えにひやひやした一日だった。
夜、雷雨